「13人で、また前に進んでいく」
その言葉が、仁川アジアード主競技場に響いた瞬間、会場中が涙と歓声に包まれました。
2026年4月5日、SEVENTEENのワールドツアー最終公演。リーダーのエスクプスがマイクを握り、静かに、しかし力強く口を開きました。
「メンバー同士で深い話をした結果、13人が再契約をすることになった」
この一言が、K-POP界を揺るがす”ニュース”として、瞬く間に世界中へ広まりました!
「再契約」とは?K-POP初心者にも知ってほしい話
SEVENTEENをご存知でない方も、ここを読めばこのニュースの”すごさ”がおわかりいただけます。
韓国のアイドルは、事務所と個別に契約を結んでいます。
デビュー時の契約期間は、業界慣習として約7年。
再契約時は3~5年と言われています。
この7年が終わるとき、アイドルたちは人生の大きな分岐点に立ちます。
- 今の事務所に残るか
- 独立するか
- 別の事務所へ移籍するか
7年もキャリアを積めば、個人の知名度も上がり、俳優やソロ活動での道も見えてきます。
「グループより自分のペースで」と考えるメンバーが出てくるのは、むしろ自然なことです。
だからこそ、13人全員が「グループ活動を最優先する」選択をしたことは、K-POP界でも異例中の異例です。業界内では「奇跡」と呼ばれています。
2015年のデビューから、一度も欠けることなく
SEVENTEENは2015年5月26日にデビューしました。
それから10年以上、メンバーの脱退はゼロ。13人体制のまま走り続けてきました。
2021年に1度目の再契約を経て、今回2026年に2度目の全員再契約を果たしました。
現在は、ジョンハン・ウォヌ・ウジ・ホシの4人が兵役義務を履行中。今回の公演は9人での開催でしたが、それでもエスクプスはこう言いました。
「13人で、また前に進んでいく」
兵役で離れていても、契約という形で「必ず戻る場所」を作った。
これはファンへの、何より13人同士への、強い約束です。
あの夜、メンバーたちが残した言葉
公演の終盤、それぞれが語った言葉が、今もSNSで拡散し続けています。
ディノ(最年少メンバー)はこう話しました。
「17歳でデビューして、いつの間にか28歳になった。CARATのおかげで両親に親孝行できたし、大切なメンバーたちとファンに会えた。いただいた愛を常に胸に刻み、それにふさわしい人間になれるよう努力する」
ディエイトは、しばらくグループとしての活動が休止となることを受けて、こんなメッセージを届けました。
「個人活動やユニット活動を通じて、CARATに会える機会を作っていく」
グループが揃うまでの間も、それぞれの場所でファンとつながり続けようとする姿勢が、13人に共通して伝わってきます。
「ここに来るとき、桜が散るのを見たけれど、悲しくなかった。終わりじゃなく、もっと強くなるための過程だと思う。SEVENTEENの空白を、ただ悲しいこととして感じないでほしい。CARATのそばにいつもいる。SEVENTEENの春が来るとき、また会おう」
スングァンはこう続けました。
「皆さんと愛を与え合いながら活動してきたことが、当然じゃないと感じる最近。そうであるほど、もっと一生懸命生きなければと思う。団体活動は少し休むが、それぞれの場所で引き続きご挨拶するので空白を感じないよう努力する」
ドギョムは涙をこらえながら誓いました。
「今回が当分の間、最後のフルメンバーでのコンサートだが、また戻ってきて、より素晴らしい姿でステージに立つ」
「解散の不安」なく、前向きに待てる理由
13人が同じ事務所に残り続けることの、ファンにとって最大の意味は何でしょうか。
それは、「この13人で必ず戻ってくる」という保証です。
事務所がバラバラだと、スケジュール調整が難しくなり、活動頻度が下がるリスクがあります。誰か一人の事情でグループ全体が動けなくなることもあります。
しかし今回の再契約は、そういった不安をひとつ、取り除いてくれました。
兵役で今は離れていても、グループとして「次の春」が来ることは決まっています。
13人で永遠に――これからも、ともに挑戦し続けてほしい
デビューから10年以上、一度も欠けることなく走り続けた13人。
そして今、2度目の全員再契約という形で、またひとつ歴史を刻みました。
K-POP界では、長く活動するほどメンバーの方向性がバラバラになっていくのが現実です。それでも彼らは「13人でいること」を選び続けています。
これからも、13人で新しい景色を見てほしい。13人で新しい挑戦をしてほしい。その姿を、ずっと応援し続けたいと思います。
「終わりではなく、もっと強くなるための過程」
ディエイトのその言葉が、今のSEVENTEENをまるごと表しています。
次に13人が揃う春を、一緒に信じて待ちましょう!
