渡航の際、知らずに持っていたものが空港で没収されてしまった…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
特に食品や液体、日用品などは、検疫や保安検査の基準を満たさない場合、入国できずに廃棄されてしまう可能性があります。
この記事では、空港でよく没収される持ち物の具体例とその理由、そして事前に気をつけたいポイントについてまとめました。
出発前に確認して、安全でスムーズな旅にしましょう!!
食品は要注意!肉・生野菜・動物性は基本NG
空港の検疫で没収されやすいのが、キンパやサンドイッチ、プルコギ入りのおにぎりなどの動物性食品や生野菜を含むものです。
特に韓国料理でよく見られるキンパは、多くの人が所持していて没収例が多発しています。
以下のような食品は没収対象となる可能性が高いため注意が必要です
- キンパ(肉・生野菜入り)
- プルコギおにぎり
- サンドイッチ
- ソーセージ
- ビーフジャーキー
- スプリングオニオン入りベーグル
検疫では「生の食品」や「動物由来の原材料」に厳しい制限があるため、海外から持ち帰る場合は特に注意しましょう。
液体・ジェル・クリーム類は100ml以下で!
航空機に持ち込める液体やジェル類には100ml以下の容量制限があり、超過した場合は没収対象となります。
見た目が固形に見えても、航空会社や保安検査では「液体」と判断されることがあるため、油断は禁物です。
よく没収される例はこちらです!
- おかゆ(液体扱い)
- ディップソース・コチュジャン
- ヨーグルト類
- 飲み物やパック飲料
- ヘアトリートメント
- 歯磨き粉、スプレー、クリームなど
100ml以下でも、ジッパー付き透明袋に入れていない場合はNGとなるケースもありますので、事前の準備が大切です。
ゲート後の購入品でも油断禁物!
「搭乗ゲートを通過したから大丈夫」と思って購入した食品も、到着国での入国時に検疫対象となる場合があります。
例えば以下のようなものです!
- ゲート後に購入したキンパ
- パン屋の惣菜パン
- ロンドンベーグルのクリームチーズ入り商品
- カットフルーツ
特に要冷蔵・動物性原料を含む食品は、検査の対象になることがあるため、持ち帰りは避けるのが無難です。
刃物や意外な日用品も没収対象に
機内持ち込みが禁止されている日用品や、入国先での制限対象となるアイテムにも注意が必要です。
- カミソリや糸切りばさみ(刃物扱い)
- 焼肉のニオイが強く残る衣類(検査対象になることも)
- こんにゃくゼリー(韓国ではカップ型が持ち込み禁止)
小さなハサミや旅行用かみそりなども、必ず預け荷物に入れるようにしましょう。
ブランドロゴ入り商品で拘束!?知財トラブルに注意
渡韓時に特に注意したいのが、ブランドロゴが入った商品です。
たとえ偽物ではなくても、「知的財産権の侵害」と見なされると、入国審査で拘束・没収される可能性があります。
実際にあった例:
- 犬服や靴下にブランドロゴが入っていたもの
知らずに購入していたとしても対象になるため、ロゴ入り商品は避けるか、正規品である証明ができるようにしておくことが大切です。
出発前に持ち物を再チェックして、安心の旅を!
空港での持ち物トラブルは、「知らなかった」では済まされないことも多いです。
特に食品や液体、刃物類、ブランド品などは細かなルールがあるため、出発前に必ず確認しておきましょう。
些細なアイテムが旅のスムーズさを左右することもあります。
余裕を持って準備し、安心して渡航できるように心がけてくださいね!