韓国旅行を計画する際、意外と悩むのが「両替をどこでどうすればいいの?」という問題です。
韓国はキャッシュレス決済の普及率が世界トップクラスで、現金を使う機会は日本より少ないのが実情です。とはいえ、屋台や市場、交通系ICカードへのチャージなど、現金が必要になるシーンもあります。また、両替する方法や場所によってレートや手数料に大きな差が生じることも。
この記事では、韓国ウォンへの両替方法とそれぞれのメリット・デメリット、知っておきたいお金事情まで詳しくご紹介します!
韓国旅行に現金はどのくらい必要?
まずは、どのくらいの現金を準備すればいいのかをざっくり把握しておきましょう。
キャッシュレス大国の韓国といっても、小さな個人商店や屋台、市場では現金のみ対応というケースがまだあります。また、交通系ICカードへのチャージも現金が必要になる場合があるため、旅行者は現地の方よりも多めに現金を手元に置いておくのが安心です。
2泊3日から3泊4日程度の旅行であれば、現地での滞在費として1日あたり12,000〜18,000円程度を目安にしておくと余裕を持って過ごせます。クレジットカードと現金を上手に組み合わせながら、1〜3万円分の韓国ウォンを手元に確保しておくと安心です。
2026年現在の為替レートの目安
2026年8月現在のレートは「1ウォン=約0.112円」で、1,000円を両替すると約8,930ウォンになる計算です。
円安が続く現在は、以前に比べて韓国旅行の「お得感」が薄れている点も押さえておきましょう。円安と韓国側の物価上昇が重なっているため、同じ予算でも少し多めに見積もっておくのが賢明です。
韓国ウォンへのおすすめ両替方法5選
両替の方法にはいくつかの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を選びましょう!
WOWPASSを活用する
WOWPASSは、韓国旅行者のあいだで近年注目を集めているプリペイドカードです。両替機能と交通系ICカード(T-money)の機能を一枚に集約しており、韓国旅行の強い味方になってくれます。
韓国の主要空港や駅、ホテルに設置されている専用の発券・両替機で、日本円を含む外貨から韓国ウォンへの両替と現金での受け取りが可能です。コンビニやカフェでの支払い、地下鉄やバス、タクシーの運賃支払いにも対応しています。
事前準備をしておきたい方向けに、Amazonでの購入も可能です。その際は販売元がWOWPASS公式であることを必ず確認してから購入しましょう。また、専用アプリをダウンロードすると支払い履歴の確認や各種クーポンの利用、残高の送金(旅行中の割り勘に便利!)もできます。
クレジットカードで海外キャッシングする
お手持ちのクレジットカードを使って、韓国のATMから現地通貨を直接引き出す方法です。両替所を探す手間が省けて、必要なときに必要な金額だけ引き出せる手軽さが魅力です。
引き出した金額は翌月一括での返済が基本ですが、ATMやカード会社によっては手数料や金利が発生することがあります。ポイントが付与されるカードを使えばさらにお得になるケースもあるので、使用するカードの条件を事前に確認しておきましょう。
日本出発前に国内で両替する
日本の銀行や空港、両替所で出発前に円をウォンに両替しておく方法です。一般的に韓国現地と比べるとレートが不利で手数料もやや高めになる傾向がありますが、到着後すぐに移動が必要な場合でも焦らずにスタートを切れる安心感があります。
最低限の現金(交通費分程度)だけを国内で両替しておき、本格的な両替は現地に到着してから行うのがバランスの取れた方法です。
韓国の空港や市内の両替所で両替する
韓国でも空港・両替所・ホテルなどで両替ができます。空港やホテル内の両替所はレートが高めに設定されていることが多いため、可能であれば市内の観光エリアにある両替所を利用するのがおすすめです。
明洞などの観光地には両替所が多く集まっており、競争が激しい分、比較的有利なレートが期待できます。時間に余裕があれば、複数の両替所でレートを比べてから両替すると、より条件の良い場所を見つけられます。多くの店舗ではその日のレートが店頭に表示されているので参考にしてみてください。
デビットカードで現地ATMから引き出す
デビットカードがあれば、自分の銀行口座の残高の範囲内で現地ATMから韓国ウォンを引き出すことができます。クレジットカードとは異なり後払いではないため、使いすぎの心配がないのが安心ポイントです。
両替するときに気をつけたいポイント
パスポートの提示が必要
韓国での両替(WOWPASS両替機・市内両替所・銀行など)には、パスポートの提示が必要です。旅行中は常にパスポートを携行するようにしましょう。
手数料をしっかり確認する
両替の方法や場所によって手数料は大きく異なります。韓国ウォンは米ドルや€ユーロと比べると普段から目にする機会が少ないため、レートのイメージが掴みにくく、両替後に「思ったより手数料が高かった」と気づくケースも少なくありません。
機内誌やリムジンバス車内、旅行関連サイトなどで両替手数料の割引クーポンが配布されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。少しの手間で節約できることがあります。
為替レートの変動にも注意
2泊3日程度の旅行であれば為替変動の影響は限定的ですが、長期滞在や美容医療の施術など大きな金額が必要な場合は、レートの動向を確認しながら両替タイミングを見極めることが大切です。
カード払いは必ず「ウォン建て」を選ぶ
韓国でクレジットカード払いをする際、「円で支払いますか?ウォンで支払いますか?」と聞かれることがあります。このときは必ず「ウォン建て」を選択しましょう。
円建てを選ぶと、DCC(Dynamic Currency Conversion)と呼ばれる割高なレートが適用されることがあるため注意が必要です。
知っておきたい韓国のお金事情
韓国はキャッシュレス先進国
韓国のキャッシュレス決済比率は99.0%で世界第1位!
一定規模以上の店舗にはカード決済の導入が義務づけられており、デパートやコンビニはもちろん、ジュース1本の購入でもカードを使うのが当たり前の文化です。
ただし、屋台や市場、小規模な個人商店では現金のみのケースもあります。また「現金払いなら10%オフ」という割引を提供している店舗もあるため、現金を手元に持っておくと旅行がよりスムーズになります。
タクシーの利用方法
ソウルのタクシーは初乗り4,800ウォン(約517円)で、1.6kmを超えると131mごとに100ウォンが加算されます。22時〜4時の深夜は最大40%の割増料金がかかります。
安心してタクシーを利用したい場合は、配車アプリ「カカオタクシー」や「TABA」の活用がおすすめです。乗車前に料金の目安やドライバー情報を確認できるうえ、クレジットカードやWOWPASSなどでの決済にも対応しています。なお、韓国のタクシーは日本と違って自動ドアではないので、乗降の際は自分でドアを開閉するのをお忘れなく。
韓国の物価は「昔ほど安くない」
近年の韓国は物価上昇のスピードが速く、かつてのような「圧倒的な割安感」は薄れています。円安も重なり、日本人旅行者にとっては以前より少し高く感じる場面が増えています。
食費の目安はこちらです。
| メニュー | 価格(ウォン) | 価格(円換算) |
|---|---|---|
| キンパなどの軽食 | 約3,000〜6,000ウォン | 約336〜672円 |
| 味噌チゲ・定食類 | 〜10,000ウォン | 〜約1,120円 |
| ビビンバ・参鶏湯・洋食 | 約10,000〜20,000ウォン | 約1,120〜2,240円 |
| サムギョプサル(1人前) | 約15,000ウォン | 約1,680円 |
※1ウォン=約0.112円換算(2026年8月現在)
※物価上昇により価格が変動する場合があります。
地下鉄やバスなどの公共交通費はまだ日本より安く感じられますが、カフェやブランド品などは日本と同等かやや高いケースも増えています。予算は余裕を持って計画しておくと安心です。
両替方法を賢く選んで韓国旅行を楽しもう!
韓国はキャッシュレスが主流ではあるものの、現金ゼロで旅行を乗り切るのはなかなか難しいのが現実です。両替の方法や場所によってレートや手数料に差が出るため、できるだけ有利な条件で両替することが節約の第一歩になります。
渡航前は最小限の両替にとどめ、現地ではWOWPASSの活用や明洞などの市内両替所でまとめて両替するのが基本的な戦略です。カード払いはウォン建てを徹底し、現金とカードをうまく使い分けながら、お得に韓国旅行を満喫してください!



